いつも来てくれるお客さんの誕生日は、キャバ嬢にとっても重要なイベントのひとつです。普段のお礼の意味を込めて、お客さんの印象に残るプレゼントを贈りたいですよね。
とはいえ、女性から男性にプレゼントを贈るというのは、何かと難しいものです。相手の好みだったり、どういったプレゼントなら喜んでもらえるのか?とか、いくらくらいの物なら良いのか?といったように、いろいろと頭を悩ませてしまいがちです。
ここでは、キャバ嬢がお客さんに贈るプレゼントの相場など、お客さんの誕生日で押さえておきたいポイントを紹介していきます。
お客さんへのプレゼントの相場といっても、なかなかピンと来ないですよね。
そこで、プレゼントの相場の「おおまかな目安」を作ってみました。
太客と呼ばれるような常連のお客さんの誕生日プレゼントの相場金額は、1万円から1万5千円です。
少々高いかな?とも思われるかもしれませんが、その後もたくさんお店に来てもらえることを考えるとむしろ安いくらいです。予想以上に早く元が取れるかもしれませんよ。
お店にはよく来てくれるけど、売上の点でもう少し伸びてもらえると嬉しいんだけどな…といった、セット数や客単価があと一歩のお客さんへの誕生日プレゼントの相場金額は、5千円から1万円です。
ここで大事にしておくことで、将来の太客候補となるお客さんですので、少し奮発しちゃいましょう。
お店には時々来てくれるけど、まだまだセット数や客単価が遠慮がちなお客さんへの誕生日プレゼントの相場金額は、3千円から5千円です。
キャバクラの楽しみに目覚めたら、常連のお客さんになってくれる可能性があるので、温かく見守る感じでプレゼントを贈りましょう。
キャバ嬢からお客さんに贈るプレゼントの品物は、「絶対にこれがいい!」というものは、案外ありそうでなかったりします。
お客さんひとりひとりの好みや趣味というのもありますが、相対的には実用的に使えるものの方が喜ばれる傾向があるようです。
キャバクラに来てくれるお客さんの6割から7割が、ネクタイを身につけているお客さんということもあって、ネクタイというのは、実用的に使えるプレゼントのひとつです。
金額に関しては、それぞれのお客さんごとに調整していきましょう。
例えば色は、青や赤が定番となっていますが、年配のお客さんには少し渋めの茶色系というのも似合いそうです。
柄は無地のものか、シンプルな組み合わせのチェック柄、もしくは小さめのドットというのが、違和感なく使ってもらいやすいでしょう。素材はシルクが無難かもしれません。
キャバクラはお酒を飲みながら会話を楽しむお店なので、お客さんは基本的にお酒が好きな人が多いです。
そのため、キャバ嬢からお酒の誕生日プレゼントというのも効果的です。買いに行く時間が取れなかった時のプレゼントにも良いかもしれません。
例えばウィスキーのボトルであれば、残ってもお店のキープボトルにすれば良いですし、シャンパンであれば、その場で乾杯!してお祝いすることもできます。
お客さんの誕生日の年に造られたワインというのも、喜ばれるかもしれません。
お客さんがお仕事中に必ず使うといってもいいのが、ペンです。
普段はありあわせのペンを使っている人も少なくないため、ちょっとだけ贅沢なペンをプレゼントされたら、お客さんの印象に大きく残るでしょう。このペンを使うたびに、思い出してもらえそうですしね。
ボールペンの方が実用的ですが、万年筆というのも面白いかもしれません。
タバコを吸うお客さんにとって、ライターは必需品です。
そしてライターはついつい忘れてしまったり、なくしてしまいやすいものの代表でもあります。自分で買ったら少し高いかな…と思えるくらいのライターをキャバ嬢にプレゼントされたとしたら、タバコに火を点けるたびに思い出してくれそうです。
大事なものと思うようになるから、ライターを忘れたりなくしたりしないようになるかもしれませんね。
意外かもしれませんが、お客さんの誕生日に、手作りのクッキーなどのお菓子やお弁当をプレゼントするというのも、喜ばれやすいようです。
料理をしないイメージがあるキャバ嬢が作ったというのが、サプライズ感があふれるのかもしれません。
事前にお客さんの好みをリサーチしておくと、成功率が高まります。
お客さんに誕生日のプレゼントを贈る時は、あらかじめ連絡をしておいて、予約をいただいてからお店に来てもらうようにすると用意もしやすいですよね。
お客さんの誕生日に同伴するというのも良さそうです。
プレゼントを渡すタイミングは、同伴であればその時に渡すのがいいですし、お店に予約している場合は、お店に来てくれた時に渡すというのが渡しやすいかもしれません。
プレゼントの品物によっては、帰り際に渡すというのもアリですよね。