どんなお仕事にも向き・不向きがあるものです。夜のお仕事の代表格であるキャバクラについても、女の子によって向き・不向きが存在します。
そこで今回は、お店に入る前にぜひチェックしておきたいポイントを5つに分けて紹介したいと思います。
キャバクラに向いているかどうかをチェックリストで確かめてみてください。
1、話が好き
2、美容にお金と時間がかけられる
3、プライベートをある程度犠牲にできる
4、お酒が飲める
5、男性の理想とする女性を演じられる
キャバクラは派手に飲み食いをしたり、一晩で多額のお金を使うようなイメージがありますが、実際にはお客さまとキャストの会話(トーク)がメインになります。
男性が女性に癒されたいと思ってご来店されますので、嬢はお客さまに気持ちよくなっていただくために、いろいろな話を振ってトークを展開します。言うまでもなく、話が好きでコミュニケーションに抵抗がない方がキャバ嬢に向いています。
面接の段階で、店長さんから「喋るのは得意なほう?」と聞かれたりもしますが、そこで「話が好きです」と即答できるような人は接客に適正があると考えられます。
反対に、話があまり得意ではなく、好きでもないという人は、キャバクラでの接客は辛いと感じられるかもしれません。
キャバクラへやってくるお客さまとはいろいろな話をすることになりますが、その中には仕事や家庭の愚痴、ネガティブな話題なども含まれます。
すべてはストレス発散のためなのですが、話が得意ではないキャストがそのようなお客さまを相手にすると、別の話題に切り替えられず、ただネガティブな話を淡々と聞いているだけになってしまいます。
キャバクラ嬢の基本は、男性ウケするファッションや外見を持っていることです。
容姿端麗であることこそが、キャバクラのすべてのキャストに求められる部分です。もちろん限界はありますが、できる限り美しくなろうと努力をしたり、足りていない部分をカバーしようと工夫できるかどうかが求められます。
キャバ嬢デビューをすると、髪の毛のセットからメイク、衣装選びや着付けなど、さまざまな部分にお金と時間を使うことになります。
そこに嫌気がさしてキャバクラの世界から抜けてしまう女の子も多いのですが、見た目にお金をかけても苦にならない方や抵抗感がない方は、キャバクラのキャストとして適性を持っていると思います。
キャバ嬢になると、お客さまを固定客にするためにさまざまな営業活動を行います。
この営業活動の中には、店外に出ている時もしくはプライベートの空き時間を利用して、お客さま一人一人に連絡を取ったり、お店のイベントに関する案内などを送ることも含まれます。
プライベートはプライベートとして割り切りたい、自分の時間をお客さんに割きたくないと思う場合は、キャバクラで営業活動をする時に辛いと感じるかもしれません。
キャバクラは基本的に夜のお仕事なので、お酒の登場回数がどうしても多くなります。お客さまも、「パーっと飲んでストレスを発散したい」と考えている方が多いので、キャストはお客さまのためにお酌をしたり、時には一緒にお酒を楽しんで語り合うこともあります。
お酒が一切飲めないキャストもいますが、1滴も飲まずに接客をし続けるのは至難のわざ。
他のお酒が飲めるキャストに間に入ってもらうなどして切り抜けることはできますが、同じお客さまに何度も同じ方法が通じるとは限らないので、思い切ってお酒が飲めないことを告白しなければならないかもしれません。
お酒をどれだけ飲んでも酔わない「ワク」のような女の子は、お客さまのペースに絶対に乗せられないので、お店から重宝されます。
もちろん、ワクやザルとまではいかなくても、お酒にある程度耐性があって、適度に酔いながら接客ができればベストです。
キャバクラでは、男性が女性に対して「夢」を見ます。
「女性らしくて可愛い」「口答えや言い訳をしない」「優しい」「こっちの話をなんでも聞いてくれる」「明るくてポジティブ」「元気を与えてくれる」など、お客さまがそれぞれ求める理想像を叶えてあげるのがキャバ嬢の役割です。
相手の求める理想像を把握し、それに合わせていける(もしくはきちんと演じられる)女の子は、キャバ嬢として高い適性を持っていると言えるでしょう。
いかがでしたか?
キャバクラに勤めるためには、特別な資格は求められませんが、外見や若さ、コミュニケーション能力など、ある程度お店から要求される適正というものがあります。
最近では年齢だけを見て採用されるケースは少なくなりましたが、適性があるかどうかは確実に面接で見られる部分です。
適性がなくても、お店に入るまでに磨いておくこともできますので、ぜひ自分の能力や個性を磨いて、憧れのキャバクラ業界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。