夜のお仕事の中でも人気のあるキャバクラ。初めてキャバクラで働こうと考えている方も多いのではないでしょうか。キャバクラの世界に入るきっかけは人それぞれですが、中には「派遣」という働き方もあるのはご存知ですか?
一般的な派遣社員と同じで、ヘルプとして女の子が足りていないお店に入るだけでお仕事になるので、在籍キャストのようなお客様の獲得やノルマなどは一切ありません。派遣キャストの場合、派遣元である派遣会社からそれぞれ派遣されていきますので、「もしも自分に合わないお店に派遣されたらどうしよう」と心配になると思います。
そこで今回は、合わないお店に入れられてしまった場合の対処法について見ていきたいと思います。
納得してお店に入ったはずなのに、いざ仕事をしてみると「やっぱり合わないかも・・・」と感じてしまうパターンです。キャバクラに限らず、どの職場や業種でも同じで、入ってから後悔するケースというのは少なくありません。
もちろん規則によって拘束時間が決められていますので、その日一日だけはきちんと働き通すようにしましょう。慣れていなくても、できるだけ周りに合わせる努力をして、数時間程度は人生勉強の一部と割り切って働き通すようにします。
間違ってもその場からフェードアウトしたり、途中で切り上げて帰ってくるような行動はNGです。派遣先から派遣元へ連絡が行き、罰則が適用されたり、以後派遣先を紹介してもらえなくなる可能性もありますので注意しましょう。
二日目、三日目とそのまま働きつづけられる場合は、初日と同じように割り切って働くようにしましょう。
しかし二日目から出勤が難しい場合は、派遣会社とお店のそれぞれに相談をして、不安に思うことや、働くのが難しい理由などを率直に話してみてください。
もちろん派遣会社もお店も、せっかく入ってくれた女の子には長く働いてほしい(もしくは期間満了まできちんと働いてほしい)と思っていますので、急に辞めたいと言われても受け入れられないかもしれません。状況によっては「話せばわかる」ことにもなりますし、女の子自身が鬱になっていたり、肉体的に働くのが難しい状況になっていれば、契約を解除してもらうこともできます。
派遣キャストは、在籍キャストと違って余計なノルマや営業がありません。
初日から数日程度ではその良さはまだ実感できませんが、働き続けるにつれて周りの在籍キャストが必死に営業活動をしているのが分かるようになり、「自分にはそういう大変な仕事がないから楽だなあ」と感じられるようになります。
時給でキャバクラ勤めができるというのも、派遣キャストの大きなメリットです。在籍では、簡単にお店が辞められないだけでなく、時給で働くこともできない「完全成果主義」なので、自分に合わないお店に入ってしまったら、後は辞めるしかありません。
派遣の場合、一日だけ~数日間までの期間限定でヘルプに入ったり、次々とお店を替えて働くこともできますので、辞めたいなと思う間もなく、次のお店に移ることができます。
もしも希望に合わないお店に入れられてしまったら、期間満了までとりあえず働いて、その後は自分の希望をしっかり考慮してもらって派遣先を決めると良いでしょう。
派遣キャストは、自分から希望を出して派遣先に働きに出ることができます。しかしお店の出す条件に合っていなければ、別のお店に入れられる可能性もあります。
理想とあまりにもかけ離れている職場に入らないためにも、事前に派遣会社の担当者とはしっかりと話をしておくことをおすすめします。「私はこんな待遇を望んでいて、これくらいのペースで働きたい」と、きちんと希望を出すようにしましょう。
もし、こちらの希望を一切聞かずに派遣会社が単独で派遣先を決めてしまうようなら、その派遣会社との契約を打ち切って、別のキャバ専用の派遣会社に移ることも考えてみてください。
基本的にはキャバ嬢の希望を聞いて、それに見合った職場を紹介してくれるのが派遣会社の役割です。間違っても、派遣会社単独で職場を選ぶということはあってはなりませんので、事前に条件をしっかりと提示して、それをのんでもらうところからスタートしましょう。
いかがでしたか?
派遣会社は、基本的にキャバ嬢(キャスト)と派遣先(キャバクラ店)をつなぐ仲介人のような役割を行っています。
キャバ嬢を一定数集めて、どんどん適当なお店に振り分けていくようなところはブラックな派遣会社であり、必ずキャストの意向や希望に沿った派遣先を選び出さなくてはなりません。
キャバクラ専用の派遣会社に登録をする際は、まずこちらの要望を聞き入れてくれるかどうかをチェックして、「ブラック」と呼ばれていない、信頼のできる会社を選んでいきましょう。