キャバクラ嬢は色恋営業などもするので、ある程度男性の扱いには慣れているつもりで接しています。
でも、すべてのお客さんが自分の思った通りの言動をする、とは限りません。
不意打ちでお客さんにドキッとするお言葉をかけられることもあります。返答に困っちゃうような言葉をかけられた経験はありませんか?ありきたりな誉め言葉なら「ありがとうございます」と返せるのですが、不意打ちの言葉ってなんて返事していいか悩んでしまいますよね。
ついドキッとする返答に困るようなお客さんの一言をご紹介します。
キャバ嬢にとって、お客さんはお客さんでしかない…そう思っていても「いい奥さんになりそう」と言われると少しドキっとしてしまいませんか?恋愛の先にある結婚というものに対して、なぜだか意識してしまうからです。やっぱり女性にとって、いい奥さんになりそうという言葉が最大の褒め言葉ではないでしょうか。彼女としてではなく、奥さんとして…そんな自分をついつい想像してしまいます。今までそんなことを意識していなかったのに、自分が奥さんになったらどうなるんだろう…と自然とイメージしてしまう。そんな言葉です。
“可愛いね” “キレイだね”という言葉には慣れているけれど、今日も…というところがポイントです。
その日のことを褒めるのは当然でキャバ嬢も慣れている言葉なのですが、「今日も」という言葉がつくだけで、こないだの私を覚えてくれているんだ…という気持ちになります。多くの男性を相手にして仕事をしているキャバ嬢ですが、自分のことをしっかりと見てくれているお客さんがいることに、ありがたさを感じると同時にドキッとします。
可愛いねと言われることには慣れていても、ネイルを見て可愛いねと言われると特別な感じがしますよね。褒められポイントとしては、あまり見られることがないネイルを見てくれている、というところがドキっとします。
特に男性は女性のネイルにあまり興味を持たない、ということをキャバ嬢は心得ていますよね。確かに、男性にとって女性のネイルはあまり興味がないもので、別にネイルをしていなくてもいい、ぐらいに思っている人も多いのではないでしょうか。
でもキャバ嬢は違います。ちゃんとお客さんをおもてなしするために、爪先までキレイにしています。ドリンクを作ったりするときに、意外とネイルはお客さんに見られていますよね。
その努力をちゃんと認められることで、そのお客さんに対して何だか特別な気持ちを抱くこともありますね。
お客さんを盛り上げよう、楽しくお酒を飲んでもらおうとキャバ嬢は頑張っていますが、時には本当にお客さんが楽しんでくれているのかな?と不安になることもありますよね。
でも、そんなときに「癒される」という言葉をかけてもらえれば、頑張りすぎなくてもいいのかな、とそのお客さんに甘えたくなるものです。ドキッとするし、自分の自然体で過ごせるようにもなります。盛り上げ上手になれなくても、癒されると言ってもらえればキャバ嬢としては合格です。
癒し系キャバ嬢を目指すのもいいですよね。
・「可愛いね」
・「キレイだね」
・「スタイルがいいね」
こういったありきたりの褒め言葉は、飲み会の席などであれば、意識してくれているのかななんて女性も思えるのですが、キャバ嬢にとってはあまり響く言葉ではないですよね。
いつも聞く言葉として慣れ過ぎているのかもしれません。何だかキャバ嬢は贅沢な気がしますが…美しさや華やかさを売りにしているので、ドキっとするためには、それプラスαの言葉が必要ですね。
可愛いねやキレイだねという言葉は、お客さんも席につくキャバ嬢にはほとんどかけている言葉です。社交辞令のようなもの、と思ってもいいぐらいですね。お客さんもキャバ嬢をいやな気分にさせる言葉はかけませんが、あまり興味はない…というキャバ嬢には差しさわりのない言葉で褒めるだけ、です。
それぐらいで喜ばない、という気持ちは贅沢なのではなく、キャバ嬢としてのプロ意識ですね。
もっと自分にしかかけてくれないような、特別な褒め言葉をお客さんから引き出すことができるようになれば、より存在感を示せるはずです。
可愛いね、キレイだねという褒め言葉をもらっているだけでは、その他大勢のキャバ嬢とレベルが同じ、ということです。
お客さんも結構シビアなので…たくさんいるキャバ嬢の中から、自分のお気に入りを見つけようと隅から隅までチェックしているはずです。
そのお気に入りに自分が入るためにも、ついつい特別な言葉で褒めたくなる、自分自身もドキッとするような言葉をかけられるように、自分磨きを頑張りましょう。もちろん外見だけではなく、内面も磨いてパーフェクトなキャバ嬢を目指したいですね。