すべてのキャバ嬢の憧れである「ナンバーワンキャバ嬢」。誰もが認める大都市・東京の高級店でナンバー1の座を獲得することは非常に難しいと言われています。
しかし中には、たった1日で1,000万円以上を売り上げたキャバ嬢も存在します。他の嬢が真似のできない偉業を成し遂げ多くのキャバ嬢の憧れの存在となってもまだ現役として活躍し続けている嬢もいます。
憧れのナンバーワンになるということはその分お店を背負って立つ責任もついて回ります。そこで今回はお店のトップに君臨するキャバ嬢が得する事、損する事について紹介したいと思います。
1、みんなに顔を覚えてもらえる
たくさんのお客さまに、顔(もしくは名前やプロフィールなど)を覚えてもらえるのは、キャバ嬢にとってとてもありがたいことです。自分から営業活動をしなくてもお客様を呼べるのでいろいろな方との出会いが期待できますし、その中に固定客や太客になってくれる方もいる可能性があります。お店のナンバーワンとしてホームページに出てみたり看板や広告に顔出しをするとさらに多くのお客様がつきます。男性だけでなく女性からの知名度も獲得できればさらに活動の幅は広がります。
2、高いインセンティブ
言うまでもなくナンバーワンのキャストということで、お店で一番のインセンティブが手に入ります。頑張れば頑張ったぶんだけ給与に反映されるので、「ここで頑張ってきてよかった」と仕事への喜びややりがいが感じられるようになります。ナンバー2、ナンバー3レベルでも十分なインセンティブを手にすることはできますが、何事もナンバーワンに勝るものはありません。
3、豊富な人脈ができる
ナンバーワンになる前から作ってきた人脈と、ナンバーワンになってからできた人脈を合わせると、将来的に自分を支えてくれる大きな人脈になります。固定客や太客だけを頼って生きるのではなく、人と人とのつながりを大事にすることで、将来の方向性が変わってきたり大きな夢に近づけるようにもなります。新人時代は「ノルマをこなすためのもの」として考えていたお客様や友達がナンバーワンレベルになると、自分にとって欠かせない大切な存在になります。
1、常にナンバーワンを維持しなければならない
トップクラスのキャストいわく「1位になるまでの方が楽だった」という意見もあるほどです。お店にはどんどん若くてきれいな女の子が入ってきて、それとは逆に自分はどんどん老けていきます。そんな逆境の中で、ナンバーワンを維持し続けるのは本当に大変です。キャバ嬢は美しさや自分への自信が命なのですが、周りに自信を脅かされるととても不安になります。結局は自分との戦いになりますが、少しでも「私なんてどうせ…」という気持ちが芽生えてしまうとそこから抜け出すのは結構大変です。
2、高レベルの接客を求められる
お店のナンバーワンになると、「ナンバーワンに接客をしてもらおう」と来店されるお客さまが増えてきます。ここで気合いを入れて接客をしなければ「この店はこの程度か..」と、お店の評価を下げることにもつながってしまいます。
レベルの高い接客を身につけ、日頃から意識しておかなければ、お店の看板を背負って立つことはできません。
3、辞めどきが分からない
特に辞める理由がなくても、一度ナンバーワンを取ると「もう辞めてもいいや」という気持ちになることがあります。しかしお店からは「まだ辞めないで」と足止めをされ、自分自身にもやりたい事や目標がなく、結局そのままキャバ嬢を続けている女の子もいます。キャバクラでいろいろな経験をして、ナンバーワンを取ってみると、意外にお店やお仕事に愛着が湧いてきます。そうなると、前から辞めよう辞めようと思っていても肝心の「辞めどき」を逃してしまい、キャバクラ一本で生活をしていくことになります。
4、トップらしさを求められる
口調、対応、外見、センス、教養などなど、どこから見ても「ナンバーワン」と思われるようなレベルを求められます。
これはナンバーワンである以上、仕方のないことではあるのですが、維持し続けるにはかなりの時間と手間がかかり、お金もかかります。
自分に惜しみなく時間とお金をかけられてこそ、ナンバーワンキャバ嬢の地位も保証されるのです。
いかがでしたか?
キャバ嬢は誰もが最初は新人ですが、いろいろな経験や努力を積み重ねていくと、お店を支えるにふさわしいトップレベルのキャストへと進化していきます。
ナンバーワンに憧れている方は、デメリットとメリットの両方があることをよく知ったうえで、トップクラスにレベルアップするという夢を持ち続けていきましょう!!