キャバクラは、お酒を楽しく飲むための場所です。お客さんの中には“お酒は飲まないけど女の子と話がしたいから”と来る人もいますが、お酒を楽しく飲むというのが基本的な過ごし方です。お客さんがお酒を飲むだけではなく、キャバクラはキャバ嬢の女の子のお酒もあり、お客さんと一緒にお酒を飲んで接客をするのがキャバ嬢としての仕事となります。でも、お酒は誰でも飲めるわけではありません。まだ10代ならお酒は飲めないですし、20歳を過ぎていてもお酒が苦手な体質、受け入れられない体質の人もいます。
お酒が飲めないとキャバ嬢としてやっていけないのか、お酒が飲めないキャバ嬢が努力していること、するべきことについてご紹介します。
キャバ嬢は基本的にお客さんと一緒にお酒を飲むことになっていますが、だからといって強制ではありません。お酒が飲めないからキャバ嬢にはなれない、というわけではないのですが、お酒が飲めないことは一種のハンデですね。
お酒が飲める・飲めないは関係ないとよくいいますが、確かにキャバ嬢はお酒が飲めなくてはダメという決まりはないものの、飲める方が有利であることに間違いありません。
お客さんの中には、自分だけではなく一緒にお酒を飲んでくれる女の子を指名したいと思う人もいます。ハンデを背負う中で、いかにキャバクラ嬢として自分らしく働けるか、が大切です。
自分自身が飲めないことに触れられないため、お客さんにうまく飲ませてしまいましょう。会話がはずめばお客さんが飲む量も自然と増えていきます。自分自身も飲まなくて済みますし、お客さんもお酒で上機嫌になってくれる…というテクニックですね。
かなり高度な技術が必要で、ある程度キャバ嬢の経験を積んだ人が使っているテクニックですが、お酒が飲めないキャバ嬢はトーク力を人一倍磨きましょう。
他のキャストでお酒が飲める子がいれば、その子と一緒に席について、お酒を飲んでもらいましょう。お酒が好きな子は何人かいるはずですし、日頃から仲良くしておけば協力してくれるはずです。
でも、そのためにはキャバ嬢同士の人間関係をスムーズにしておかなくてはいけませんね。お互いに困ったときは助け合えるような関係性を作っておきましょう。これもキャバ嬢としての努力の一つです。
お酒が飲めない、さらに食も細いとなると、お客さんとしては「このキャバ嬢とお酒を飲んでいても楽しくない」と感じてしまいます。女性らしく飲めない・食べないはキャバクラではあまり良い事とは思われません。楽しく飲んで食べてというキャバ嬢をほとんどのお客さんが好みます。
お酒が飲めないなら、無理に飲まずにお客さんにカミングアウトしてしまいましょう。
その代り、たくさん食べられます!といっておいしそうに食べていれば、お客さんも楽しんでくれるはずです。
お客さんの中には、お酒を無理して飲んでもらうよりも、自分にだけはお酒が飲めないことを打ち明けてくれて、頼ってくれる…ということに価値を感じる人もいます。男はやっぱり女性から頼られたい生き物ですね。自分の前では正直な自分でいてくれる…とお客さんに思ってもらうことができれば、無理にお酒をすすめてくることはないでしょう。
これからも指名をもらう時にお酒を飲む必要がなくなるので、接客も楽になると思います。もちろんそれ以外の部分でしっかりと自分を磨いて、お酒が飲めない部分をカバーできるといいですね。
キャバ嬢はお客さんの話を何でも受け止めるべき存在です。男性は聞き上手な女性がいれば、何でも話してしまいます。聞き上手になれば、話を聞いているうちにお客さんが自らお酒をたくさん飲んでくれますし、おしゃべりで盛り上げてお酒を飲ませることが苦手という人は、ぜひ聞き上手を目指してみましょう。
大事なのは相手の目を見ること、そして相手の話に割り込んで話さないことです。ちゃんとあなたの話を聞いているよ、というアピールは目で送ってあげると相手も聞いてくれているんだなと感じることができます。
できるだけお酒を飲んでいるように見せかけるためには、お店の協力も必要です。お酒が飲めないキャバクラ嬢でも働きやすいように、とドリンクを注文するときにお店の中での決まり事を作って、合図や言葉でアルコールのように見せかけながらノンアルコールを出してもらう、というような方法を使っているお店もあります。
そういうお店であれば、お酒が飲めないキャバ嬢でも働きやすいです。
キャバ嬢として努力するというよりも、お店選びをするときにはお酒が飲めなくても働きやすいかどうかもチェックするといいですね。
お酒が飲めないことが不利になってしまうのでは…とキャバ嬢なら不安に感じるでしょうが、お酒が飲めない分、より努力して魅力的なキャバ嬢を目指しましょう。