キャバクラと名の付くお店には、高級キャバクラと一般的なキャバクラ、2つの種類があることは知っていますか?
キャバクラ嬢として働く場合、どちらのキャバクラで勤務するかによって、条件や給料なども変わります。
高級キャバクラと一般的なキャバクラの違いについて、給料・ノルマ・客層を中心にご紹介していきます。
高級キャバクラというのは一般的なキャバクラと少し違い、その名前の通り少し高級です。
何が高級なのかというと、まずお客さんが支払うお金ですね。お客さんはキャバクラでお酒を飲むとき、居酒屋などで飲むよりも高いお金を出しています。
キャバクラ嬢が席について接客をしながらお酒を楽しめるので、通常よりも高いサービスです。高級キャバクラになると、それよりも少し高めの金額設定になっています。
お客さんが支払う金額が高くなっている分、キャバクラ嬢が受け取るお金も増えますね。
高級キャバクラは一般的なキャバクラのワンランク上と考えることができますが、そうなると一緒のように感じてしまうのが、クラブです。クラブで働く場合キャバクラ嬢とはいわず、ホステスと呼びます。
では高級キャバクラとクラブがどう違いがあるのかというと、こちらもお客さんが支払う料金に差があります。クラブの場合は高級キャバクラよりも高い金額を支払って、お酒を飲む場所です。
またクラブで働くホステスはキャバクラ嬢の平均年齢よりも少し高めになります。
お客さんが支払う金額が高くなる分、キャバクラ嬢が受け取る金額も高くなる、という仕組みです。
ただし中には、高級キャバクラとして経営をしていても、キャバクラ嬢が受け取る金額は他の一般的なキャバクラと同じような金額…というような場合もあります。
そういうお店で働かないように、お給料のことは働く前に聞いておきましょう。そして、契約通りにお金がもらえているか、働き出してからもお給料の計算はお店任せにせず、ちゃんと自分で管理してくださいね。
高級キャバクラでお給料が高くなる理由は、お客さんの支払う金額が高くなるから、というだけではありません。
高級キャバクラで働く場合、一般的なキャバクラよりも接客や会話のうまさ、さらに容姿などもチェックしたうえで採用かどうかが決まります。レベルの高い女の子を好んで採用するので、その分元から給料を高めに設定しています。より稼ぎたい、そして自分の容姿や会話術などに自信がある、という人は高級キャバクラでのキャバクラ嬢に挑戦してみてはどうでしょうか。
一般的なキャバクラである程度経験を積んで、より高収入を目指して高級キャバクラへ、というキャバクラ嬢もいます。高級キャバクラで経験や実力をつけたら、次はクラブです。
キャバクラ嬢はきちんとレベルアップしていける仕事なので、お給料もきちんと上がっていくでしょう。
キャバクラでは、同伴ノルマや指名ノルマなどなど…様々なノルマが課せられているお店もあります。これは高級キャバクラであっても、一般的なキャバクラであっても特に変わりません。
高級キャバクラだからノルマがあるとか、料金が安めの一般的なキャバクラだからノルマはないというわけではないでしょう。ノルマを課すかどうか、というのはお店の判断です。お店側がノルマを設けていれば、そのノルマを達成しないといけないので、頑張りが必要ですね。
ただしノルマはあると辛いとは限りません。キャバクラ嬢として働くならノルマはないほうがいい、と思うかもしれませんが、実際にノルマがあったほうが、達成するために頑張らなくちゃ…という気持ちが沸いてきますよね。
ノルマが全くなくて売り上げについてお店に何も言われないで過ごしていると、キャバクラ嬢自身も仕事に対するやる気がなくなってしまいますし、何となくだらだらとキャバクラ嬢として働くことになります。
高収入が魅力のキャバクラ嬢なので、お店側は店の経営だけではなくキャバクラ嬢の収入に関しても、アップさせようと頑張ってくれているのではないでしょうか。
高級という名前がつくだけあって、来店する客層にも違いがあります。
一般的なキャバクラは、比較的リーズナブルな料金なので、ちょっとキャバクラに行ってみたいなと思うような若い世代でも来店します。もちろん中には年配の男性もいますが、やはり圧倒的に年齢層が若くなりますね。
高級キャバクラになると、1回あたりの費用が高くなるので、やはりそれなりにお金を持っている人が好むでしょう。お金を持っている人となると、若い世代よりは少し上の年代が増えますね。
来店するお客さんの年齢制限などはないのですが、高級キャバクラの場合はある程度年齢を重ねて、落ち着いてキャバクラ嬢とお酒を飲みたい、というお客さんが多いです。
どちらのキャバクラでも仕事内容はそれほど変わりませんが、求められるレベルが変わるでしょう。自分の経験や実力に合わせて、働くお店は選びたいですね。