時々見かける言葉に「枕営業」という言葉があります。
キャバ嬢の場合ですと、指名を取りたいために、もしくは指名をし続けてもらうために、お客さんとセックスすることが、枕営業となります。
ここでは、たとえ太客であってもキャバ嬢は体を売ってはいけない!という5つの理由について解説していきます。
風俗店は、お客さんの性欲を発散させるために存在します。
通っているうちに、中には友人関係のようになってしまうこともまったくないとは言えませんが、基本的には話をするよりも、お客さんに「スッキリしてもらう」ことの方がメインです。
キャバクラは、お客さんにキャバ嬢との会話とお酒で、楽しい時間を過ごしてもらうことを目的としています。
確かにドレス姿のキャバ嬢はセクシーで魅力的なものですから、そんな女の子に甘えられたりしようものなら、「もしかしたら…」と、勘違いしてしまう男性もいるかもしれませんし、いても不思議ではありません。
一流のキャバ嬢は、言葉は良くないかもしれませんが、そういった男性心理をうまく利用することで、疑似恋愛という夢を見せながら売上を上げていきます。
そのためにも、枕営業という手段はあまり取るべきではありません。
お客さんの中には、最初からキャバ嬢とセックスすることを目的として、キャバクラに来店する人もいます。
確かにそういったお客さんに片っ端から枕営業をすれば、もしかしたら指名が取れるかもしれませんが、二度とお店には来てもらえない可能性もあります。
もしくは何度も指名を重ねてくれて売上に協力してくれる「太客」のお客さんに、「ホテルに行かないか」と誘われるケースもあるかもしれません。
ただそれは、あくまでもお店や周囲にバレないというのがポイントです。
「あの子枕やってるんだって」と、一度噂になってしまうと、たとえそれが誤解であったとしても、そのイメージから抜け出すことは難しくなります。
特にキャストからの反発は大きくなるでしょう。
キャストの中には、「枕営業をするなんて反則だ!ずるい!」と考える人も少なくありません。潔癖な考えの人にとっては枕営業をしているキャバ嬢は、軽蔑の対象となってしまう可能性があります。
キャバクラは学校や趣味のサークルではないので、お友達を作って仲良くする場所ではありません。
そうした風評に負けずに、あくまでもビジネスとして割り切るというのもひとつの生き方なのかもしれません。
できれば、お客さんからのそうした誘いを笑顔でかわすような、スルースキルを身につけたいものですよね。簡単ではありませんが…
先述したように、キャバクラは、お客さんとの会話とお酒で、楽しんでいただく場所です。そのためにも、キャバ嬢には、接客スキルや会話スキルを身につけることが、売れっ子になってお金を稼ぐために必要です。
ところが、セックス目当てのお客さんに枕営業をしてばかりですと、前述のスルースキルが身につくことがないため、延々と枕営業をし続けなければならなくなります。
それでは体や精神が持ちませんし、深刻なトラブルに巻き込まれてしまうリスクが高まります。
キャバ嬢がお客さんに枕営業をしてしまいますと、次からはお店に来てもらえなくなるかもしれません。
キャバクラに行くというのはそれ相応にお金がかかります。
できればお店に行かなくてもセックスできるなら、そのほうが良いと考える男性はいるでしょう。
もしくはキャバ嬢とセックスするという目的を達成してしまったので、今度は別のキャバ嬢をターゲットとして、違うお店に通うようになるかもしれません。
もしも次の来店があったとしたも、枕営業の相手のキャバ嬢と「したくなった」時なので、その時もお付き合いしなければならないでしょう。
枕営業を誘われるキャバ嬢には、共通する隙(すき)のようなものがあるようです。
どことなく「軽い女」と見られてしまうところがあるのかもしれません。
ただし、その「軽い女」のイメージを逆手に取りながら、会話や接客のスキルを磨くことで、お店のナンバーになるパターンも存在します。
風俗店の場合、お客さんとのセックスにまつわるトラブルというのは、ある程度お店で対処してくれるケースが多く、スタッフに任せることもできるようになっています。
ところが、キャバクラの場合、そうしたトラブルに対して「自己責任」の考え方があるようなので、良くも悪くもキャバ嬢任せのようになっているようなイメージがあります。
自分の身を自分で守るということを考えますと、枕営業はあまりにもリスクが大きいかもしれません。
キャバ嬢が枕営業をしてはいけない5つの理由として、まずキャバクラは風俗ではなく、お客さんに会話とお酒で楽しんでもらう場所ということがひとつと、枕営業をしてしまうと、キャストなどの周囲の噂になってしまい、マイナスイメージがついてしまうことがあります。
それから接客スキルが身につかなかったり、次回の来店がなくなってしまうことや、トラブルの対処が自己責任となってしまう点があります。