ナイトワークの一つであるキャバクラのお仕事は、夜の仕事ということで、「できれば家族や友達、彼(夫)にはバレたくない」と思う方も多いものです。
特に知り合いがお客さんとして来店したときには、相手に自分の職業や顔、名前などが思い出されてしまう可能性があり、とても気まずい思いをします。
実際にキャバクラで働いていて、周りの人にバレてしまった人の話を聞いてみると、ちょっとした態度や服装からでも気づかれる危険性があるようですが、100%バレないようにお仕事を続けることは、本当に可能なのでしょうか?
女性にとってはあまりピンと来ないものですが、男性は職場でのお付き合いや友達との遊びの延長線上で、キャバクラなどの夜のお店に遊びに行く人が多いです。
「バッチリメイクしてるからバレない」「昼は仕事をしていないから、知り合いに会う心配はない」という方でも、昔の彼や友達、クラスメイト、前職の職場の同僚や上司・部下など、周りにいる男性の誰かとばったり出くわす場合があり、確率はゼロではありません。
どのお店でも、指名率の上位にランクインするキャストは注目の的。誰かがお店のホームページをチェックして、そこから自分の本名や過去がバレてしまい、人から人に伝わるという可能性もあります。
人気者になれば、それだけ多くの人の目に留まることになります。売れっ子になってたくさん稼ぐ予定のある方は、あらかじめ周囲にバレたときの状況を考えておく必要があります。
インターネットから身元がバレる可能性はもちろんですが、ボーイさんやキャストさん仲間から自分の情報が漏れてしまう可能性もあります。
お店のスタンスや姿勢にもよりますが、店員さんがうっかりキャストさんの身辺情報を公開してしまうリスクがあります。
たとえば写真や動画、写メ、SNSに姿が写ってしまったり、誤って個人情報を掲載してしまうと、そこから一気に情報が人目に触れる可能性があるのです。
女性同士の関係にも要注意で、キャスト仲間や先輩から情報が漏れる可能性もあります。
どうしても身元バレしたくないときには、キャスト仲間にも「写真や個人情報を載せないで」と口止めしておくと良いでしょう。
普段から、情報が漏れないように自分自身で気をつけるのはもちろんですが、店長や同僚など、周りの関係者には「絶対にバレたくない」と伝えておくようにしましょう。
具体的に、キャバ嬢とバレないようにするためのポイントを挙げていきたいと思います。
①派手なファッションを避ける
キャバ嬢デビューをすると、女性らしさやファッションセンスが身につく一方で、周りの人からは「前と違う」「一気に変わった」「ファッションに詳しくなった」と、何らかの変化を感じ取られることが多いようです。
ブランド物や派手なアクセサリー、洋服はほどほどに。知り合いに「なんかオシャレになったね」と言われたら、それ以上派手な姿を見せないように注意しましょう。
ブランド物のバッグやアクセサリー類はなかなか手放せない人も多いのですが、一つで数十万円もするような物を持っていれば、普通の人なら「どこでどうやって買ったのかな?」と不思議に思うものです。
高額な貴金属類やバッグ類を複数持っていると、さらに疑われる確率がアップするので、早めにリサイクルショップに売るなどして、手元に置かないように工夫しましょう。
②源氏名で話さないように注意する
一人称に自分の名前を使っている(「リサは~」「カナは~」など)場合は、間違えて自分自身を源氏名で呼ばないように要注意。
源氏名は、自分では気づきにくいものですが、周りの人にはまったく違う人の名前です。Aさんが自分自身をAと呼ばず、Bと呼んだら、周りの人は「Bって誰のことだろう?」と不思議に思うものです。
③お金の使い方に気をつける
大きなお金が手元に入ってくると、どうしても豪華な物やサービスを利用したくなります。「節約」や「やり繰り」とは無縁になってしまい、それが原因でキャバクラ勤務がバレてしまう人が多いです。
④知り合いが多い場所での勤務は避ける
男性は会社や勤務先での付き合いがあるため、流れでキャバクラに立ち寄る場合があります。
知り合いに偶然遭遇しないためには、地元や故郷での勤務はできるだけ避けて、知り合いの少ない環境を選ぶと良いかもしれません。
キャバクラは満18歳から勤務できる職場であり、未成年者でも年齢制限なく勤めることができます。そのため、長く働きながら売れっ子を目指すほど、多くの人と接し、身元がバレる可能性があります。
元が接客業のため、100%誰にも知られずに働くのは難しいかもしれませんが、「いかにもキャバ嬢」とわかるような態度や服装は避け、知人や友達が住むエリアのお店に入店しないよう注意しましょう。
同時に、写メやSNS上での個人情報の取り扱いにも注意して、周りのキャストさんの身バレにも配慮してあげると良いですね。