キャバ嬢がお客さんに渡すものに名刺があります。
名刺を渡すことによって、名前を覚えてもらい、お客さんの名刺と交換することで話題のきっかけにもなります。
ここでは、デキるキャバ嬢の名刺アレンジ術について紹介していきます。
キャバ嬢として働き始めた時に、最初にもらえるのが空名刺と呼ばれているお店の名前が印刷されたものがあります。
大抵の場合は源氏名を書いてそのまま渡すことになるのですが、デキるキャバ嬢はひと工夫もふた工夫もしているようです。
1.名前を書く
源氏名を書くのはもちろんですが、あらかじめ嘘の本名を考えておいて名刺の隅の方に小さめに書くと「本名を教えてくれたのか」とお客さんの印象に残りやすいようです。
2.蛍光ペンを使う
空名刺をそのまま使うのも良いのですが、自分でオリジナルデザインをしてみると、より印象に残りやすいものになります。
蛍光ペンを使うことで、名刺が光って見えるためとても効果的です。
3.名刺の裏側
名刺の裏側には、電話番号やメールアドレスなどの連絡先を書くことが多いのですが、中にはプロフィールを記載するキャバ嬢もいるようです。
そしてより印象に残るためには、手書きのメッセージをお客さんの目の前で書くことです。「今日は楽しかったです、ありがとうございます」と書くだけでも、ただの空名刺がメッセージカードに早変わりします。できればお客さんの名前を添えると名刺が捨てにくくなります。その日の会話の印象的なポイントを書いておくのも良いかもしれませんね。
空名刺ではどことなく安っぽい印象になってしまうので、やはり自分でデザインしたものが良い!というキャバ嬢は、自己負担でオリジナルの名刺を印刷しています。
1.水商売的なものは避ける
キャバ嬢がオリジナルデザインする場合、女の子がそれぞれ自分の魅力をアピールできるようなものを作っています。
例えば可愛らしい名刺や、学生のような名刺、それとも思い切ってゴスロリ風の名刺というのもありますが、OL風の名刺の場合、お客さんの奥様や彼女に見つかった場合、仕事の取引相手のように見えるというメリットがあるようです。
セレブな雰囲気が出せれば、より効果的なアイテムとなるでしょう。
2.写真と名前
プリクラを貼るという方法もありますが、名前と顔を覚えてもらうためにも、顔写真と名前を印刷した名刺を作ることでお客さんにアピールします。
しっかり覚えてもらえれば、次回以降の指名につながるかもしれません。
3.メッセージを入れる
空名刺の項目でも記しましたが、名刺の裏側にメッセージを書くことで、お客さんの記憶に残りやすくなります。
「○○さん、今日は本当にありがとう」と書くことで、メッセージカードとなり、なかなか捨てにくい名刺となります。
キャバクラに来店したお客さんが席についた時には、自分の名刺を渡すと同時に、できるだけお客さんから名刺をもらうようにしましょう。
お客さんの名刺には、名前や所属する会社名、職業、肩書、連絡先などの情報が記されています。特にフリーのお客さんの場合、懐具合を探るためにも名刺をもらうことは重要です。
名刺をもらった後には、すぐにポーチなどにしまったりせずにテーブルの上に置いておきます。こうすることで、名刺をきっかけとした話題作りに入ることができます。
例えば会社名だけでは仕事内容がわかりにくい場合もありますので、「どんなお仕事なんですか?」と聞くことができます。
会社の所在地が記されていれば、「最近そのあたりのカフェに行ったばかりですよ」みたいに、その地域にまつわる話をすることもできます。
もしも名刺に記されている名前の読み方が難しい場合、「どう読めばいいですか?」と聞くことも話題作りになります。
できれば下の名前で呼ぶようにすると、お客さんも喜んでくれるかもしれません。
特に社会人になると、名字で呼ばれることが増えるため、下の名前で呼ばれることを新鮮に感じることが多いようです。
キャバ嬢がお客さんに名刺を渡すタイミングは、大抵の場合、席についた時になります。
それ以外にも、連絡先を交換する時や、お客さんから名刺をもらった後に渡すこともあります。
例えば、フリーのお客さんの場合何人ものキャバ嬢が入れ替わり立ち替わり名刺を渡すこともありますが、そのまま他のキャバ嬢と同じように渡しているだけでは印象に残ることはありません。
その時に、先述した「写真入りの名刺」が力を発揮します。
できれば名刺の裏側にメッセージを書くようにすると、より効果的です。
キャバクラでは本指名のキャストのサポートとして、ヘルプでお客さんの席につくこともあります。
特に入店して間もないキャバ嬢は、本指名のお客さんがつくようになるまで、
ヘルプが主な業務となります。
基本的にヘルプで席についた場合は、お客さんに名刺を渡さないようにします。
お客さんから名刺を求められたとしても、「私はヘルプなので…」と丁重にお断りしましょう。
なぜならば、ここでのメインは本指名を受けたキャストの女性だからです。
暗黙の了解的な部分もありますが、注意しておきたいポイントのひとつです。