漫画や人気俳優を使った映画の影響で、スカウトマンに対するイメージが、良い方向に変わった方もいるかもしれませんが、基本的には東京をはじめ、路上でのスカウトは条例違反となっている自治体がほとんどです。
とはいえ、東京の渋谷や原宿の竹下通りなどでスカウトされてデビューする芸能人やモデル(AVの方が多そうですけど)が存在することから、スカウトそのものに対する抵抗があ
まりなく、むしろ歓迎するような女の子もいます。
ここでは、怪しいキャバクラのスカウトに注意したほうがいい理由について解説していきます。
スカウトマンの仕事は、主に繁華街にて女性に声をかけて、自身が契約しているキャバクラや風俗店やガールズバーなどのお店に紹介した後、その紹介した女性が採用されて勤務し、きちんと収入が得られるようになって、初めてスカウトマンの収入となります。
その際、スカウトマンに支払われるお金は、女性からではなくお店が支払います。
金額の目安は、月ごとの女性の収入の5%から20%となっているようです。
そのため、スカウトマンの中には、1円も稼げずに辞める人もいます。
スカウトマンが女性に声をかけるのは、北海道のススキノや、東京の新宿歌舞伎町に六本木、大阪のミナミ、名古屋の栄、福岡の天神や中洲といった風俗店の多い繁華街が主な場所となりますが、東京の原宿や大阪のひっかけ橋のようなナンパスポットにも足を運ぶことがあります。
それ以外では、ショッピングモールの敷地内やターミナル駅の構内など、巡回する警備員や係員に見つかれば追い出されるような場所でも、スカウトマンが出没することもあるようです。
もともとキャバクラや風俗で働くことを希望しているような女性ならば、利害の一致になることもあるかもしれませんが、大半はそうした仕事にまったく興味のない女性に対して声をかけるので、どちらかと言うと迷惑に感じる人も少なくないようです。
スカウトマンはキャバクラやガールズバーといったお店の他、風俗店と契約しています。
そのため、スカウトマンによっては、より収入の高い風俗店に紹介することをメインにしているような人も存在します。
本来風俗店への紹介は違法なのですが、スカウトマンにとって、より収入を得るための方法となっているのです。
スカウトマンの中には新人で仕事に慣れていない人もいるため、知識や経験の点で劣ることもあります。
例えばキャバクラのお店を紹介してくれたとしても、スカウトマンが話していた時給よりも低い金額を提示されることもあります。
その結果として、無茶な交渉の末、不採用になってしまうケースもあるようです。
同じように通りを歩いているにも関わらず、キャバクラのスカウトに遭う女性と遭わない女性がいます。
1.自分のことを可愛いと思っている
ひたすら褒めて持ち上げることで、自尊心を満たしてあげればスカウトしやすい「チョロい」タイプと思われているようです。
2.偽のブランド品や廉価版をっている ブランド品のバッグなどは、本物を購入するとなると、10万~100万単位の金額がかかります。そのため、コピーやパチもんと呼ばれる偽のブランド品や、ブランドの中でも最も安価な製品を持っているような女性は、「キャバクラで稼げば本物が買える」ということを話すことで、スカウトができるタイプのようです。
3.男性に対してだらしない
身持ちのしっかりした女性よりも、どちらかというとルーズでだらしないイメージの女性は、スカウトが成功する確率が高いそうです。
4.大きな声でしゃべる
歩きながら大きな声で携帯電話でしゃべっているような女性は、スカウトマンの対象になりやすいそうです。
「声の大きさは自己顕示欲の現れ」というのが理由とのこと。
5.世間知らずな感じがする
例えば中学生御用達のようなアイテムを身に着けていたり、バッグの角に使い込んだ後が見えてボロボロだったりする女性も、スカウトマンが声をかけやすいタイプです。
世間知らずで幼稚な感じを受けるため、言いくるめやすいというのもあるのでしょう。
6.しばらく美容室に行っていない
枝毛が多かったり、髪の色が毛先と違う「プリン頭」の女性は、長い間美容院に行っていないことが見受けられるため、スカウトマンが落としやすいタイプのようです。
こまめに美容院に行って毛先を切りそろえたり、きちんと染髪していれば、避けられるパターンかもしれません。
7.ジャージ姿
ジャージ姿やスウェット姿の女性というのも、スカウトマンの対象となります。
さすがに繁華街には少ないでしょうけど、少し離れたターミナル駅の周辺で見かけた場合、必ず声をかけるそうです。
特に可愛い系のスウェットやジャージを着ている場合は、高確率で狙われるとのこと。
怪しいキャバクラのスカウトに注意する理由は、スカウトマンは基本的にキャバクラだけでなく風俗店と契約しているため、どちらかと言うと旨味の多い風俗店を紹介する傾向があるためです。