キャバ嬢は女性らしさを強調するために、普段からさまざまなパーツをお手入れしています。
髪やお肌はもちろん、ムダ毛一本やシワ一本にも敏感になりますし、売れっ子になればなるほど、お客さんからの見え方を意識するようになります。
女性が思う「女性らしさ」と、男性が思う「男性らしさ」には違いがあります。色気についても同じで、「こうすれば色っぽく見えるはず」と自信を持っていても、意外に男性から見ると「普通かな?」と思われることも。
少しでも女性らしさをアップさせるためには、どこを中心にケアしていけばいいのでしょうか?
今回は、キャバ嬢が意識的にケアしていきたいポイントを紹介したいと思います。
男性は、自分たちと同じような体型には魅力を感じず、女性らしい体型に女性らしさを感じます。
男女の体つきの違いを考えてみると当たり前なのですが、キャバ嬢の場合はドレスを着ることもあって、女性らしいボディラインを意識していきたいところ。
「とにかく痩せていればOK」「ドレスが着こなせればOK」というわけではなく、少しでも女性らしさを感じさせるようなイメージを追求してみてください。
具体的には、男性は薄く、平坦で、ストレートなラインですが、女性は厚く、出るところは出ていて、曲線的なラインというイメージです。
胸からお尻にかけてのラインや、お尻から脚に向かうラインに丸みやカーブがあると、直線的な男性の雰囲気とは反対になるので、男性が「女性的だな」と思う要素になります。
うなじ、首筋(デコルテ)、胸元、肩や脚など、ドレスを着て露出する部分はぜひとも磨いておきたいところです。特に胸元や脚は、下着や女性的な部分を連想させるので、男性が喜ぶパーツでもあります。
ドレスの種類やデザインによっては、露出部分が広範囲の場合もあります。男性のお客さんから見ると露出部分が多ければ多いほどイマジネーションが刺激されるで、好意的な印象を持ってもらえたりします。
パーツごとにムダ毛のケア(除毛・脱毛)やスキンケアをほどこし、部分的に引き締めるセルフケアも行っていくと良いかと思います。
すっぴんの状態で目力がある方は、それほど目元を強化しなくても問題ないかもしれませんが、目力が少ない場合はしっかりと目を描いて、顔全体のバランスを考えながら目元を強調させていくと良いでしょう。
お店の方針によっては、「派手すぎはNG」と決められていたりもしますが、華やかなドレスや髪型に一番合うものは華やかな表情です。そしてその表情をつくるためには、目元の印象もとても大切なポイントになります。
アイラインやまつエク・つけまつげを駆使しつつ、部分的にパールやラメを置いてみたり、カラコンや涙袋メイクで普段と違う印象をプラスするのもおすすめです。
目元に比べて、口元はあまり意識しない部分ですが、口は「食べる」「舐める」といった行為につながっている部分なので、男性の想像をかきたてるパーツになります。
目元をしっかり強調したら、顔全体のバランスを考えながら、口元もあわせて強調していくと良いでしょう。実際に、色気を出すために口元を中心にケアしているキャバ嬢も少なくありません。
グロスやパールを使って唇のみずみずしさを演出したり、濃いめのリップで口元を魅力的にみせるのもOK。その日の気分や衣装とのバランスを見て、口元のメイクを替えるのもおすすめです。
飲み物や食べ物を口にしているときにふとした視線を感じたら、お客さんへのアピールが成功している証です。
魅力的なヘアスタイルやヘアアレンジには、髪の毛のケアが欠かせません。ほとんどすべてのキャバ嬢が、自分の髪の毛を魅力的に見せるためにケアを続けています。
カラーリングやパーマを繰り返すと、どうしても髪の毛は傷んでしまいます。リペアやトリートメントをこまめに行って、自宅でもトリートメントを使ってセルフケアを続けることで、ツヤ髪に近づけていくことができます。
キャバ嬢は盛りヘアをつくるとき、大量のスプレーやスタイリング剤を使います。このとき、キューティクルが剥がれて髪が傷み、パサパサ&カサカサした髪の原因となってしまうのです。
髪が傷むと切れ毛や抜け毛が増え、さらには薄毛になってしまうため、普段からこまめにケアしていかなければなりません。
スタイリング剤の上からトリートメントを塗ってもほとんど意味はないので、自宅で髪を洗うときには、髪や頭皮についたスタイリング剤をきれいに洗って落とすようにしましょう。
いかがでしたか?
キャバ嬢には全体的なバランスや美しさが求められるため、全身をバランス良くケアするのが理想的です。
ケアするための余裕や時間がないときには、男性から見て「色気」や「女性らしさ」を感じるポイントだけは押さえておきたいところです。