キャバクラに勤めていると、お客さんに合わせてお食事やお酒を飲む機会が増えてきます。自宅で夕食を食べた後でも、アフターや店外デートなどでお客さんの夜食にお付き合いすることもありますし、キャスト同士や先輩・後輩とのお付き合い、他のお店の店員さんたちとの飲み会などもあります。
日中よりも夜~朝にかけて飲食をする機会が多いため、好きなように飲んで食べていると、体重や体調も不安定になりやすくなります。
たくさん食べればそのぶん身になりますし、実際に多くのキャバ嬢が体重の増加や健康状態の悪化に悩みを抱えています。
そこで今回は、お酒や夜食で乱れがちなキャバ嬢におすすめの、健康的&簡単なダイエット方法を紹介したいと思います。
朝・昼・晩の3食をそれぞれきちんと食べていると、その日のうちのカロリーがすべて摂取できてしまいます。しかし夜食やお酒を飲むキャバ嬢は、3食+αを考えてカロリーコントロールをしなければなりません。
そこで、一日3食を少しカロリーが足りない状態に抑え、控えめに食べる方法をおすすめします。
たとえばご飯はお茶碗1杯ではなく、しゃもじのヘラ1杯のみにする。もしくは大さじ2,3杯程度に抑えるようにする…など、削れるところを削りながら、カロリーを減らしてみてください。
肉や魚も摂りすぎに注意して、夜食やお酒のカロリーを考えながら量を調節します。野菜だけはたくさん食べてもOKですが、ドレッシングをたっぷりかけないように注意しましょう。
消化に悪いものは体のサイクルを乱しやすく、胃腸など消化に必要な臓器に負担をかけ、代謝の悪い体をつくってしまいます。
朝から夜まで食べる機会が多い方は、油っぽい食べ物はできるだけ避けて、お粥や雑炊など消化に良いものを食べるようにしましょう。
ダイエットや体型維持のため、炭水化物を減らしたい場合は野菜が中心の食事になりますが、食物繊維を摂りすぎると消化不良の原因になります。
野菜を食べる場合は量を調節するか、果物と一緒にジューサーにかけてスムージーにして飲むのがおすすめ。胃腸の調子が気になる際は、バナナのように消化を助ける果物をプラスすると効果的です。
他にも、豆腐やうどんなど胃腸にやさしい食べ物を使ったメニューもおすすめです。うどんは温めて卵を割りいれて食べるとコクが出て美味しくなりますし、温野菜をプラスすれば食物繊維も適度に摂取できます。
体の代謝を下げると言われる白砂糖は、糖分を含むお菓子やジュース、清涼飲料水に含まれています。
糖分の摂りすぎは血液をドロドロにして、体調不良や病気を引き起こすリスクもあるため、コーヒーや紅茶、緑茶など糖分を含まない飲みものに代えると良いでしょう。
ただし、コーヒーや緑茶には、貧血に良くないとされるカフェインやタンニンが含まれています。大量に摂取するのは避け、ミネラルウォーターや糖分を含まない炭酸水に替えるなど、工夫してみてください。
麦茶やほうじ茶にはカフェインが含まれていないので、緑茶の代わりにすることもできます。
お菓子には糖分や塩分、油、添加物などがたくさん入っているため、体の中に溜まりやすくなっています。
お菓子が好きでとにかくたくさん食べるという方も多いのですが、そのままでいくと「溜めこみ体質」になってしまい、なかなか痩せられなくなる可能性も。
お菓子は一週間に一度か二度に抑え、それ以外はできるだけ食材を調理したものや食品を口にするようにしましょう。特に野菜や果物が不足していると便秘になりやすく、さらに溜め体質になってしまいます。
お菓子の代わりに果物を食べたり、きちんと食事を摂るようにすれば、自然に体のサイクルが整ってきます。
夜型の生活を続けていると、脂肪太りや代謝機能の低下によるむくみ太りなど、さまざまなリスクが出てきます。
しかし睡眠をきちんと摂るようにすれば、太りやすい生活習慣が改善され、体のバランスが整いやすくなります。
眠ることで得られる満足感が、過食の原因になるストレスを減らしていき、さらに体の中の自律神経が整って、代謝機能が正常になっていきます。
しっかりと眠ることは、食べすぎに傾きがちな生活をリフレッシュするためにも欠かせないものなのです。
いかがでしたか?ダイエットというと、食事を抜いたり激しい運動をするイメージがありますが、毎日の食事を少し見直すだけでも、代謝のサイクルが整って痩せやすい体になっていきます。
1kg、2kgと順調に減らすことができれば理想的ですが、ダイエットにはそれぞれの体質や体のコンディションなどが関わってくるため、まずは食生活から直していくのが効果的です。
食べものや飲みものに注意しながら、たっぷりと睡眠をとってリラックスして、上手に痩せ体質へと変えていきましょう。