たくさんいるお客さんのことを全て覚える、というのはいくら記憶力が良い人でもなかなかできないことですよね。
そこで必要になってくるのが、お客さんの情報や会話の内容について記録しておくための「お客さんノート」です。営業や接客業など、多くのお客さんと接するお仕事をしている方であれば、必ずこのようなノートは作っているものです。
お客さんノートの存在は人気キャバ嬢になるためには欠かせないものですが、きちんと活用できていますか?お客さんノートは書くことも大切ですが、活用することでどんどんと売り上げを伸ばすことができるものです。
「お客さんノートをしっかり書いているのに売り上げが伸びない・・・」と悩んでいるキャバ嬢は、ノートの活用が上手にできていないからかもしれません。そこで、お客さんノートの上手な活用方法について詳しくご紹介したいと思います。
まずお客さんノートの書き方から見ていきたいと思います。
お客さんの基本情報を記入するというのが最初にするべきことですね。名前、初めて来店した日付、初めて指名してもらった日付、誕生日、年齢、携帯番号、メールアドレス、職業、住んでいる場所などです。これらの基本情報はまず間違いなく書いておかないといけない項目です。
その他にも得られた情報があれば細かく記入しておきましょう。そして来店があったら、その都度会話の内容から細かく情報を記入していきます。
もちろん他にも様々な情報があると思いますが、覚えておきたいこと、大切だと思ったことはどんどん記入していくようにしましょう。
記入しないと、どのお客さんから聞いた話だったのか忘れてしまう、ということもあると思います。他のお客さんから聞いたことを混同して話してしまうと、お客さんに失礼になってしまうので、会話の内容もある程度書いておきたいですね。
逆にお客さんも話したかどうか覚えていないくらいのことをキャバ嬢が覚えていてくれると、「そんなことまで覚えていてくれた!」と、お客さんは喜んでくれます。
何を話したかということを記入しておけば、次の来店のときに会話のきっかけにすることもできるのでとても便利です。
それではこれらの情報をしっかりと書き込んだ、お客さんノートの活用方法についてご紹介していきたいと思います。
備忘録として使うだけではなく、うまく活用することができれば売り上げもアップしますし、キャバ嬢自身もお客さんの管理がとても楽になるので、是非参考にしてみてくださいね!
お客さんが来店してくれた日付を書き込んでいるうちに、お客さんの来店頻度がわかってきますよね。どの曜日の来店率が高いのか、どのくらいの期間を明けて来店するのか、といったことです。
そうすると次回の来店が予想できるようになってくるので、お客さんを無理なくお誘いすることができるようになります。連絡をした方がいい日程もわかりやすくなりますよね。
キャバ嬢にとっては「指名がない日」というのはなるべく作りたくないものだと思います。
お客さんノートで来店サイクルを見て、来店してくれそうなお客さんを割り出してお誘いすれば、指名が取れなさそうな日をなくしていくことができます。1か月ごとに「この日はこのお客さんを呼ぶ」というスケジュールを立てれば、効率よく売り上げを伸ばしていくことができるようになります。
お客さんの来店頻度がわかってきたら、もうひとつしておきたいことがあります。それはお客さんのランクを分けることです。ランクを分ければ自分が今どれだけのお客さんを持っているのか、ということもわかってきます。
この3つにランク分けをすることで、どんな営業をしなければならないかということも見えてきます。
お客さんノートをランクごとにファイルで分けてしまうというのも良いですね。ランクがBからAに変わったら、Aランクのファイルに移し替えるかんじです。Aランクのお客さんが増えたというのが目に見えてわかるので、やる気にもつながりやすくなると思います。
キャバ嬢のお客さんノートの活用術について見てきました。
お客さんノートは細かく書き込むことも大切ですが、何よりも大切なのは続けることです。書かない日があったり、書くこと自体を止めてしまっては、全く価値がないものになってしまいます。
お客さんノートはお客さんの情報や会話の内容を忘れないようにするものでもあり、営業に活用することもできる、言わば「キャバ嬢の資産」ともいえるものです。
このノートを参考に効率的な営業をして、質の高いお客さんをたくさん育ててくださいね!